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公認会計士試験の論文式で「財務会計論が全て」という常識に疑問を感じていませんか?
実は、論文式試験の真の勝負どころは租税法と経営学なのです。この記事では、三振リーチから模試オールA判定へと劇的に成績を向上させた実体験をもとに、効率的な合格戦略をお伝えします。





なぜ「財務ゲー」という常識が危険なのか
多くの受験生が「公認会計士試験は財務ゲー。財務会計論で決まる」という予備校や合格者ブログの常識を盲信しています。
確かに財務会計論は200点満点の最大科目ですが、これこそが合格を遠ざける最大の罠なのです。
財務会計論に依存するリスク
投資対効果の悪さ
200点満点という配点に惑わされ、膨大な学習量が必要になる
- 会計基準の結論の背景まで暗記が必要
- 連結会計などの構造論点の習得に膨大な時間
- 努力が偏差値に反映されにくい構造
200点満点の罠
他の受験生も同様に力を入れているため差がつきにくい
- 相対評価制度下では努力の効果が薄い
- 構造論点が多く、1つのケアレスミスが他科目の2倍ダメージ
- 完答はほぼ不可能な構造論点が増加傾向
運ゲー要素が強い
財務・管理・監査・企業法の恐ろしい「ブレ幅地獄」
- 管理会計:時間足りなくて爆死パターン多発
- 企業法:大問2つだけで1つコケたら終了
- 財務会計:1問ミス=大量失点の恐怖
租税法・経営学が「チート科目」である4つの理由
逆に、論文式から新たに加わる租税法と経営学は、実は圧倒的なボーナスステージだったのです。
租税法の異次元コスパ
租税法の最大の魅力は、60点満点中たった25点でボーダー突破という、もはやゲームバランス崩壊レベルの設定です。
- 受取配当金・所得税額控除
- 租税公課・税効果会計
- 減価償却
この3つだけで15点確定!ボーダー25点の6割を瞬殺ゲットできます。
経営学のヤバい現実
経営学で私が肌で感じたのは「何となく経営学を選ぶ人が圧倒的に多すぎる」という事実です。
多くの受験生が「統計学は無理ゲー」「ボリューム少なそう」という超消極的理由で選択しているため、真剣に対策した人の一人勝ち状態なのです。
経営管理(50点)の攻略法
用語を覚えてしまえば、ある程度正答できる典型的な知識問題
- 組織論、戦略論の基本概念をしっかり押さえる
- 初見の問題でも論理的に解答可能
- 「外さない答案を書く」スタンスで十分
財務管理(50点)の攻略法
予備校教材をしっかりやっていれば、高得点も狙える最も安定した得点源
- 理屈より先に計算パターンを覚える方が効率的
- WACC、NPV、ポートフォリオ理論を重点的に
- 一度覚えれば機械的に高得点が取れる
経営学の安定性
真面目に勉強していれば確実に稼げる科目
- 他の受験生が何となく選んでいる中で戦略的対策
- 確実に差をつけられる科目
- 本番でも上位10%以内が十分狙える





なんだかんだ言って財務もできてますけど、財務は第4問(理論が偏差値60近いだけで、他は平均より少し上位ですね)



せや!さっきの模試でもそうやけど、財務は必ず出る連結と理論のABをガチガチに固めてただけであんまり労力かけとらんからな
実践的な「租税・経営ゲー」戦略
ここからは、具体的な学習戦略と時間配分について詳しく解説します。
基本方針:集中と選択
高優先度科目(集中投資)
- 経営学:母集団レベルが低く、対策効果が高い
- 租税法:基礎論点で確実な得点が可能
守備科目(最低限確保)
- 管理会計論:理論重視で部分点積み重ね
- 監査論:基準理解と基準集使い方マスター
- 財務会計論:連結中心で深追いしない
具体的な時間配分戦略
効率的な合格を目指すなら、経営学25%、租税法20%に集中することが重要です。






各科目の具体的攻略法
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