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「CoQ10の薬を毎月買っていたのに、2026年から控除対象外と知って愕然とした」——そんな声が確定申告シーズンに増えています。今年の改正を知らないまま購入を続けると、申告時に損をする可能性があります。
「市販薬を買ったら税金が安くなる」という制度があることを知っていますか?それがセルフメディケーション税制です。2026年に重要な改正が行われ、スイッチOTC医薬品については恒久化(期限撤廃)が決まりました——しかし同時に、2026年1月から4成分が対象外になる点も見落とせません。
この記事では「2026年のセルフメディケーション税制は何が変わったのか」「自分は使えるのか」「医療費控除と比べてどちらが得か」を、独自シミュレーションを交えながら完全解説します。
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この記事でわかること
- セルフメディケーション税制の基本と2026年改正の全体像
- スイッチOTC恒久化と非スイッチOTC延長の違い
- 2026年1月から対象外になる4成分の具体的な製品名
- 【独自試算】年収・購入額別の節税額シミュレーション
- 医療費控除 vs セルフメディケーション税制 どちらが得か比較
- 確定申告での申請方法(e-Tax対応)
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セルフメディケーション税制とは?基本をおさらい
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は、2017年に導入された所得控除制度です。病院に行く代わりに市販薬で自分の健康管理を行った際、その購入費用の一部を所得から控除できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 控除対象 | 対象OTC医薬品の年間購入額から1万2,000円を差し引いた金額 |
| 控除上限 | 8万8,000円(購入額上限は10万円) |
| 適用条件 | 健康診断・予防接種・特定健診等を受けた年 |
| 他制度との併用 | 医療費控除との選択適用(同一年に両方は不可) |
| 申告方法 | 確定申告のみ(年末調整では申告不可) |
つまり、年間1万2,000円を超えて対象医薬品を購入した場合、その超過分を所得から差し引くことができます。例えば購入額が5万円なら3万8,000円を控除でき、所得税率10%の方は3,800円、20%の方は7,600円の税金が安くなります。
2026年の改正ポイント:スイッチOTC恒久化と4成分除外
2026年のセルフメディケーション税制には2つの大きな変更がありました。
①スイッチOTC医薬品の適用期限が撤廃(恒久化)
これまで「2026年12月31日まで」という期限付きだったセルフメディケーション税制が、スイッチOTC医薬品については適用期限が撤廃されました。「来年以降も使えるのか不安だった」という方も、継続的に節税に活用できます。
スイッチOTC医薬品とは、もともと医師の処方箋が必要だった成分を、一般向けに転用した医薬品のことです。ロキソニンSシリーズ、ガスター10、パブロンなど身近な薬が多数含まれます(2025年12月時点で3,020品目)。
②非スイッチOTC医薬品は5年延長
スイッチOTC以外の非スイッチOTC医薬品(4,320品目)は5年間延長されます。2031年まで適用が継続されます。
③2026年1月1日から対象外になる4成分に注意
恒久化の一方で、2026年1月1日以降に購入する医薬品から4つの成分が対象外になりました。これを知らずに今年も控除対象と思って購入していると、確定申告で損をする可能性があります。
| 除外成分 | 主な製品例 | 用途 |
|---|---|---|
| ユビデカレノン(CoQ10) | コエンザイムQ10配合の一部市販薬 | 心機能補助 |
| メコバラミン | 活性型ビタミンB12配合薬 | 末梢神経障害 |
| L-アスパラギン酸カルシウム | 一部のカルシウム補充剤 | カルシウム補給 |
| フッ化ナトリウム | 一部の歯磨き粉・フッ素製剤 | 虫歯予防 |
注意点:これらの成分が含まれる製品でも、主成分が対象成分であれば除外対象です。薬のパッケージを確認するか、厚生労働省が公開している対象医薬品リスト(医薬品の識別コード付き)で確認してください。
【独自試算】年収・購入額別の節税シミュレーション
「実際にいくら得になるの?」という疑問に答えるために、年収と購入額のパターン別に独自試算しました。
計算前提:所得税率×0.9021(復興特別所得税含む)+住民税率10%で実効税率を算出。控除額=(年間購入額 – 12,000円)で計算。
| 年収 | 所得税率 | 住民税率 | 実効税率 | 購入額3万円の節税額 | 購入額5万円の節税額 | 購入額10万円の節税額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 5% | 10% | 約14.5% | 約2,610円 | 約5,510円 | 約12,760円 |
| 500万円 | 10% | 10% | 約19% | 約3,420円 | 約7,220円 | 約16,720円 |
| 700万円 | 20% | 10% | 約28% | 約5,040円 | 約10,640円 | 約24,640円 |
| 1,000万円 | 33% | 10% | 約39.7% | 約7,146円 | 約15,086円 | 約34,936円 |
年収700万円で年間10万円(上限)分の対象医薬品を購入すると、約24,640円の節税になります。家族全員の市販薬購入をまとめて申請すれば、上限の10万円に達することも十分あります。
[balloon icon=”man” align=”left”]市販薬で年間10万円も使う? ロキソニン・ガスター・パブロンのような対象薬を家族3〜4人分まとめると意外と届きます。ドラッグストアのレシートを整理するだけで数万円の節税になる可能性があります。[/balloon]
医療費控除 vs セルフメディケーション税制 どちらを選ぶべきか
医療費控除と同一年に選択適用となるため、どちらを選ぶか判断が重要です。
| 比較項目 | 医療費控除 | セルフメディケーション税制 |
|---|---|---|
| 控除開始ライン | 年間医療費10万円超(または所得の5%超) | OTC購入額1万2,000円超 |
| 控除上限 | 200万円 | 8万8,000円 |
| 対象となる費用 | 病院・歯科・薬局等の幅広い医療費 | 対象OTC医薬品のみ |
| 適用条件 | 特になし | 健診・予防接種等の受診が必須 |
| 申告の手間 | やや多い(領収書整理) | 少ない(レシート保存のみ) |
| 向いている人 | 医療費が年間10万円を超えた人 | 健康な人・市販薬中心で医療費が少ない人 |
【選択の目安】
- 病院代・薬局代の合計が年間10万円を超える場合→ 医療費控除が有利
- 健康で市販薬中心、年間医療費が10万円未満の場合→ セルフメディケーション税制が有利
- 家族全体でOTC購入額が1万2,000円を超えている場合→ セルフメディケーション税制で申請検討
特に、健診・人間ドック・予防接種を受けている会社員にとっては、セルフメディケーション税制が活用しやすい制度です。
確定申告での申請方法(e-Tax対応)
セルフメディケーション税制は年末調整では申請できません。必ず確定申告が必要です。
Step1:対象医薬品の購入レシートを保管する
対象品目には「セルフメディケーション税制対象」のマークや印字があります(ドラッグストアではレシートに明記)。年間を通じてレシートを保管し、合計額を計算します。確定申告書への添付は不要ですが、申告期限から5年間の保管が必要です。
Step2:健康の取り組みを証明する書類を準備する
2021年以降、以下の書類の添付・提示は不要になりました(ただし5年間保管は必要)。
- 健康診断・定期健診の結果通知
- 予防接種の接種記録
- がん検診・特定健診の受診証明
- 勤務先が実施する健康診断の結果
Step3:確定申告書に記入する
確定申告書の「医療費控除の特例(セルフメディケーション税制)」欄に以下を記入します。
- ⑬対象薬品の購入額の合計金額
- ⑭1万2,000円(足切り額)
- ⑮⑬-⑭ の金額(控除額)
e-Tax(国税庁の電子申告・納税システム)ではガイドに従って入力するだけで自動計算されます。なお、所得税には「復興特別所得税」(東日本大震災の復興財源として2037年まで所得税額の2.1%が上乗せされる税)が含まれるため、税率計算では×1.021を乗じます(上記シミュレーションでも加味済み)。会計ソフト(freee・マネーフォワード等)を使えばさらに簡単です。
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よくある質問(FAQ)
Q. 健康診断を受けていなくても申請できますか?
A. 申請できません。 セルフメディケーション税制の適用には、その年に健診・予防接種・特定健診等のいずれかを受けていることが必須条件です。就職先の健康診断でも対象になりますので、会社員の方はほぼ条件を満たしています。
Q. 家族分の市販薬も合算できますか?
A. できます。 生計を一にする家族(=同じ家計で生活している配偶者・子ども等)が購入した対象医薬品も合算して申請できます。家族全員分のレシートをまとめて管理しておきましょう。
Q. セルフメディケーション税制の対象かどうか、購入前にわかりますか?
A. パッケージやレシートで確認できます。 対象製品には「セルフメディケーション税制対象」のロゴマークが表示されています。また、厚生労働省のウェブサイトで成分・製品の検索が可能です。大手ドラッグストアでは店頭POPでも案内しています。
Q. 2026年1月に除外された4成分の薬は、2025年以前の分は控除できますか?
A. 2025年12月31日以前に購入した分は控除対象です。 除外はあくまで「2026年1月1日以降の購入分」から適用されます。2025年中に購入済みであれば令和7年分(2026年2〜3月申告)で控除可能です。
Q. 薬を通販(Amazon・楽天)で購入した場合も対象ですか?
A. 対象医薬品であれば購入方法を問いません。 ただし、購入記録(注文確認メール・明細書等)を5年間保管する必要があります。
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免責事項:本記事の内容は情報提供を目的としており、個別の税務判断を保証するものではありません。実際の申告・控除適用については、所轄の税務署または税理士にご相談ください。法令は改正される場合があります。
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まとめ:2026年のセルフメディケーション税制、使わない理由がない
2026年のポイントをおさらいします。
- ✅ スイッチOTC医薬品は恒久化——制度が続く安心感が生まれた
- ✅ 非スイッチOTCは2031年まで延長——当面は全対象品目で活用可能
- ⚠️ 2026年1月から4成分が除外——CoQ10・メコバラミン・L-アスパラギン酸Ca・フッ化Naに注意
- ✅ 1万2,000円超えれば節税効果——家族で合算すれば達成しやすい
- ✅ 申告書類の添付・提示不要——手続きが大幅に簡素化された
市販薬のレシートを捨てずにためるだけで、数千〜数万円の節税になる可能性があります。まだ対応していない方は今からでも遅くはありません。確定申告は翌年2〜3月ですので、今から準備しておきましょう。
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【監修】イザークコンサルティング株式会社(東京都渋谷区)——公認会計士試験合格者が在籍し、税務・会計の実務経験に基づいた情報を提供しています。


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