【マネーフォワードME】カテゴリ編集完全ガイド – できること・できないこと・一括変更まで
📌 この記事でわかること
- 大項目16種類は追加・編集・削除できない(仕様)。中項目で代用する方法
- 中項目の追加・編集・削除の手順を iOS/Android/Web版それぞれで
- 「カテゴリを編集できない」「作成に失敗しました」と出るときの原因3パターン
- 複数の取引をまとめて一括変更する手順(Web版は非対応・月単位のみ)
- 自動分類の仕組みと、Web版「分類ルール」の確認・編集方法
- そのまま入力して使える中項目テンプレート33項目
対象読者:マネーフォワードMEでカテゴリを自分用に整えたい方/読了の目安:約8分
家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使いこなすには、自分に合ったカテゴリ設定が欠かせません。ただし、カテゴリ編集には仕様上の制限があり、「大項目を追加したい」「カテゴリが編集できない」と戸惑う人が多いポイントでもあります。
大項目(食費・住宅・交通費など16種類)は、追加・編集・削除ができません。これはマネーフォワードMEの仕様であり、不具合ではありません。一方で、中項目はお客さまが自由に追加でき、自分で追加した中項目は編集・削除も可能です。既存(最初から入っている)中項目のみ編集・削除できません。
この記事では、公式ヘルプで確認できる仕様に沿って、中項目の追加・編集・削除の手順(iOS/Android/Web版)、カテゴリの一括変更、編集できないときの原因、自動分類の仕組み、続けやすいカテゴリ設計のコツまでを整理して解説します。
ぜいむたん
イザークカテゴリ編集でできること・できないこと
マネーフォワード公式ヘルプ「カテゴリを追加、編集、削除する方法」によると、カテゴリの仕組みは次のとおりです。
・中項目の追加
・お客さまが追加した中項目の編集
・お客さまが追加した中項目の削除
大項目は「食費」「現金・カード」「交通費」「趣味・娯楽」「日用品」「衣服・美容」「特別な支出」「交際費」「住宅」「水道・光熱費」「自動車」「保険」「税・社会保障」「教養・教育」「通信費」「健康・医療」の16種類で固定されており、追加・編集・削除はできない仕組みです(公式ヘルプ「カテゴリの説明」より)。
大項目16種類と該当する支出の例
| 大項目 | 該当する支出の例 |
|---|---|
| 食費 | 食料品、外食、カフェでのお茶代など |
| 現金・カード | 現金支出、ATM引き落とし、カード引き落とし |
| 交通費 | 電車、バス、タクシー、飛行機など |
| 趣味・娯楽 | アウトドア、スポーツ、映画・音楽・ゲーム、本、旅行など |
| 日用品 | 子育て費用、ドラッグストアでの買い物、ペット用品、たばこなど |
| 衣服・美容 | 衣服、クリーニング、美容院・理髪代、化粧品、アクセサリーなど |
| 特別な支出 | 定期的でない支出(家具・家電の購入、住宅・リフォームなど) |
| 交際費 | 飲み会、プレゼント代、冠婚葬祭など |
| 住宅 | 家賃、住宅ローン、管理費・積立金、地震・火災保険など |
| 水道・光熱費 | 電気、ガス、水道など |
| 自動車 | ガソリン代、自動車ローン、駐車場料金、高速料金、自動車保険など |
| 保険 | 生命保険、医療保険など |
| 税・社会保障 | 所得税、住民税、年金保険料、健康保険など |
| 教養・教育 | 学費、習い事、塾代、子育てに関する雑費、書籍・雑誌代など |
| 通信費 | 携帯電話代、インターネット代など |
| 健康・医療 | 医療費、薬、フィットネス・ボディケアなど |
出典:マネーフォワードME公式ヘルプ「カテゴリの説明」
マネーフォワードMEのカテゴリ構造を理解する
カテゴリは「大項目(大カテゴリ)」と「中項目(中カテゴリ)」の2階層で構成されています。
大項目と中項目の構造
- 大項目(大カテゴリ):食費、住宅費、交通費などの16種類の分類
- 中項目(中カテゴリ):各大項目の下に設定される詳細分類
- 例:大項目「食費」の下に、中項目「外食」「食料品」「お菓子」など
- 支出を分類して「どんな項目にお金を使っているか」を視覚的に把握できる構造
この2階層構造によって、支出を分類し、家計の全体像を把握できるようになっています。大項目自体は変更できませんが、中項目の追加・編集・削除を工夫することで、自分に合った家計簿に近づけていくことになります。
中項目の追加方法【iOS・Android・Web版】
中項目は大項目の下に自由に追加できます。ここでは、公式ヘルプに記載された手順を、大項目「食費」に中項目「お菓子」を追加する例で、iOS版アプリ・Android版アプリ・Web版サービスの3系統に分けて解説します。
iOS版アプリでの追加方法
取引の入力画面を開きます
カテゴリ選択画面に進みます
例では大項目「食費」をタップします
中項目の追加画面が開きます
例では「お菓子」と入力し「OK」をタップすると追加完了です
Android版アプリでの追加方法
取引の入力画面を開きます
カテゴリ選択画面に進みます
例では大項目「食費」をタップし、「編集」をタップします
中項目の追加画面が開きます
例では「お菓子」と入力し「OK」、続けて「完了」をタップすると追加完了です
Web版サービスでの追加方法(大項目 追加で検索する人向け)
画面上部の設定メニューを開きます
カテゴリ設定画面に進みます
例では大項目「食費」にカーソルをあてると、中項目の一覧と入力欄が表示されます
例では「お菓子」と入力し保存アイコンをクリックすると登録完了です
ポイント:「大項目 追加」で検索して来られた方向けに補足すると、この手順でできるのは大項目の下に中項目を追加することです。大項目そのものを新規に作ることはWeb版でもできません。
出典:マネーフォワードME公式ヘルプ「カテゴリを追加、編集、削除する方法」
ぜいむたん
イザーク追加した中項目の編集・削除方法
自分で追加した中項目は、iOS・Android・Web版のいずれからでも編集・削除ができます(既存の中項目は編集・削除の対象外です)。
iOS版アプリでの編集・削除
- 編集:中項目の選択画面で「編集」をタップ→編集したい中項目をタップするとキーボードが表示され編集可能に→「完了」をタップして確定
- 削除:中項目の選択画面で「編集」をタップ→削除したい中項目の「-」をタップ→「削除」→「完了」をタップ
Android版アプリでの編集・削除
- 編集:編集したい中項目をタップすると編集画面になるので、内容を編集し「OK」→「完了」をタップ
- 削除:カテゴリの編集画面で、削除する中項目のゴミ箱アイコンをタップ
Web版サービスでの編集・削除
- 編集:「設定」タブ→「家計簿の設定」をクリック→大項目をクリックし、編集したい中項目の「鉛筆アイコン」をクリック→内容を入力し「フロッピーアイコン」をクリックして完了
- 削除:「設定」タブ→「家計簿の設定」をクリック→大項目をクリックし、削除したい中項目の「ゴミ箱アイコン」をクリックして完了
出典:マネーフォワードME公式ヘルプ「カテゴリを追加、編集、削除する方法」
- 自分で追加した中項目のみ編集・削除可能
- 最初から入っている既存の中項目は編集・削除できない
- 使わない既存中項目は削除できないため、記号付きの新規中項目を追加して代わりに使う運用が現実的
カテゴリの一括変更のやり方
ぜいむたん
イザークマネーフォワードMEには、複数の取引のカテゴリを一度に変更できる「一括変更機能」があります。連携したクレジットカードや電子マネーの取引が「未分類」になっている場合に特に便利です。
- Web版サービスは一括変更に対応していません。アプリ(iOS版・Android版)から操作してください。
- 一括変更は「月単位」でのみ可能です。年単位でまとめて変更することはできません。
出典: マネーフォワード MEサポートサイト「カテゴリを一括で変更する方法」
中項目の追加・編集はWeb版でもできますが、一括変更だけはアプリ限定です。ここを取り違えると「Web版で一括変更のボタンが見つからない」ということになります。
一括変更の手順【iOS版アプリ】
「未分類」の履歴を「食費 > 食料品」に変更する場合の手順です。
下部メニューの「家計簿」をタップします。
変更したいカテゴリ(ここでは「未分類」)をタップします。
iOS版は「︙」ではなく鉛筆マークです。
変更したい履歴を選んでチェックを入れます。
チェックした履歴が「食料品」に変更されていることを確認します。中項目が表示されない場合は、中項目の表示をONに設定してください。
一括変更の手順【Android版アプリ】
Android版は「カテゴリ一括変更」というメニューを選ぶ点がiOS版と違います。
下部メニューの「家計簿」をタップします。
変更したいカテゴリ(ここでは「未分類」)をタップします。
Android版はこの2段階です。
変更したい履歴を選んでチェックを入れます。
チェックした履歴が「食料品」に変更されていることを確認します。中項目が表示されない場合は、中項目の表示をONに設定してください。
一括変更機能を活用することで、家計簿の管理がより効率的になります。特にクレジットカードの明細が「未分類」に振り分けられている場合は、この機能を使って一度にカテゴリを設定しましょう。
- マネーフォワードMEは変更した内容を学習して、次回同じ内容の履歴が取得されたら自動で同じカテゴリに分類されるようになります
- 「家計簿」メニュー右上で「月間表示」「年間表示」を切り替えることができますが、一括変更は月単位でのみ可能です
- 一度カテゴリを設定すれば、毎月の管理が格段に楽になります
カテゴリを編集できないときの原因と対処
ぜいむたん
イザーク「カテゴリが編集できない」「カテゴリの作成に失敗しました、と表示される」ときの主な原因は、次の3パターンに整理できます。
原因1:大項目を編集しようとしている(仕様上できない)
大項目(食費・住宅など16種類)は、公式ヘルプに明記されているとおり追加・編集・削除ができない仕様です。編集ボタンが見つからない・反応しないのは不具合ではありません。大項目を変更したい場合は、後述の「カテゴリ設計のおすすめ」で紹介する色分けや中項目の工夫で代替してください。
原因2:既存(最初から入っている)中項目を編集しようとしている
中項目のうち、編集・削除できるのはお客さまが自分で追加した中項目のみです。最初から用意されている既存の中項目は編集・削除の対象外です。使いたくない既存中項目がある場合は、削除ではなく「使わない」ことがわかる名前の新規中項目を自分で追加して、そちらを代わりに使う方法が現実的です。
原因3:「カテゴリの作成に失敗しました。」と表示される(中項目が100件に達している)
中項目の作成数には上限があります。公式ヘルプ「「カテゴリの作成に失敗しました。」と表示される」によると、中項目の作成はプレミアムサービスの利用有無にかかわらず100件までで、すでに100件作成済みの場合は追加できずエラーが表示されます。この場合は、使わなくなった自分で追加した中項目を削除してから、新しい中項目を追加してください。
自動分類の仕組みと「分類ルール」の編集
ぜいむたん
イザークマネーフォワードMEは、明細に含まれる文言(例:書店、水道など)をもとに、もっとも近いと考えられる大項目・中項目を自動で適用します。ただし、内容から判定できなかった場合や、同じ店舗でも支出目的が異なる場合には「未分類」や別のカテゴリになることがあります。
- 明細に含まれる文言から、もっとも近い大項目・中項目を自動適用する
- 判定できない場合や、同じ店舗でも支出目的が異なる場合は「未分類」や別カテゴリになる
- 一度カテゴリを編集すると、以降は同じ内容の明細に前回選択した項目が自動的に適用される
- 適用される分類ルールは、Web版サービスの「分類ルール」から確認・編集できる
「毎回同じお店の支出が違うカテゴリに振り分けられる」「一度直したのにまた元に戻る」というときは、Web版サービスの「分類ルール」画面で、その明細に適用されているルールを直接確認・修正できます。個別の明細を都度修正するよりも、分類ルールを整えるほうが根本的な解決になります。
出典:マネーフォワードME公式ヘルプ「家計簿はどのようにして自動分類を行うのですか」
カテゴリ設計のおすすめ【続けやすい工夫】
制限がある中でもオリジナルの家計簿を作るための、続けやすいカテゴリ設計の工夫を紹介します。
シンプルな4区分でカテゴリを整理する
家計簿を長続きさせるためには、カテゴリをシンプルにすることが重要です。多すぎる項目は管理が大変で、挫折の原因になります。以下のような4区分の分類がおすすめです:
なお、自分の支出が多いのか少ないのか比べたいときは、総務省統計局の家計調査が使えます。世帯人数別・費目別の平均額が公表されているので、大項目をこの費目の並びに近づけておくと、あとで比較がしやすくなります。
| 分類 | 内容例 |
|---|---|
| ①毎月×固定費 | 住居費、水道光熱費、社会保険料、生命保険料、通信費、サブスク費など |
| ②毎月×変動費 | 食費、被服費、日用品、医療費、美容費、交通費、ガソリン費など |
| ③不定期×固定費 | 税金関係、火災保険料、自動車保険料、年会費、車検費など |
| ④不定期×変動費 | 家電・家具購入、旅行、冠婚葬祭、病気やけがの治療費、引越しなど |
この4区分を実際の中項目名に落とし込むと、次のようになります。大項目は変更できないので、中項目名の先頭に①〜④をつけて区分を持たせるのがポイントです。そのまま入力して使えます。
①と②だけを合計すれば毎月の必要額が出ます。③と④は年間でならして見る支出なので、月次のグラフで一喜一憂しなくて済むのが、この番号付けのいちばんの効きどころです。
大項目のアイコン・色を活用する
大項目自体は編集できませんが、色やアイコンは活用できます。例えば以下のように色で分類を表現できます:
- ▶︎ 毎月×固定費 → 緑色の大項目(住宅など)
- ▶︎ 毎月×変動費 → 黄色/オレンジの大項目(食費など)
- ▶︎ 不定期×固定費 → 青色の大項目(保険など)
- ▶︎ 不定期×変動費 → ピンク/赤色の大項目(特別な支出など)
この方法を使えば、視覚的に支出の種類が把握しやすくなります。マネーフォワードMEの円グラフやグラフ表示でも色分けが反映されるため、全体像が分かりやすくなります。
中項目に記号や番号をつける工夫
中項目を追加する際に、項目名の前に記号や番号をつけることで視覚的に分かりやすくなります:
- 「①」「②」「③」「④」→ 4区分の分類を表す
- 「◎」「■」「▲」「★」→ 重要度や種類を表す
- 「[固]」「[変]」→ 固定費・変動費を表す
- 「[消]」「[浪]」「[投]」→ 消費・浪費・投資を表す
- 「❌使わない❌」→ 使わない大項目に表示
記号を活用することで、同じ大項目の中でも分類や優先度が一目で分かるようになります。特に普段使わない大項目には「❌使わない❌」のような記号を中項目名に入れることで、視覚的に区別できます。
よくある質問
- 大項目が編集できないと、本当に使いやすい家計簿は作れないのでは?
-
確かに制限はありますが、中項目の工夫次第で十分使いやすい家計簿が作れます。大項目は色で区別し、中項目に記号や番号をつけることで、視覚的にわかりやすく整理できます。独自のカテゴリが必要な場合は「特別な支出」などの汎用的な大項目を使い、中項目で詳細に分類するといった工夫が効果的です。
- 「カテゴリの作成に失敗しました」と出て中項目が追加できません。なぜですか?
-
中項目の作成数がすでに100件に達している可能性があります。マネーフォワードME公式ヘルプによると、中項目の作成上限はプレミアムサービスの利用有無にかかわらず100件までと定められています。使わなくなった自分で追加した中項目を削除してから、あらためて追加してください。
- カテゴリをシンプルにするメリットは何ですか?
-
カテゴリが多すぎると管理が大変で、家計簿をつけること自体が目的になってしまい、本来の目的である支出管理ができなくなります。シンプルなカテゴリ設計にすることで、全体像が把握しやすく、変動費の増減も一目でわかるようになります。入力の手間が減ることで継続しやすくなるのも大きなメリットです。
- クレジットカードの支出が毎回「未分類」になります。毎回修正するのは面倒ですか?
-
一度カテゴリを設定すれば、次回からマネーフォワードMEが学習して自動的に同じカテゴリに分類されるようになります。例えば「コンビニA」での支出を「食費」に設定すると、次回からの「コンビニA」での支出は自動的に「食費」に分類されます。分類がずれる場合は、Web版サービスの「分類ルール」画面から直接ルールを確認・編集することもできます。
- 複数のサブスクリプションサービスをひとつのカテゴリで管理できますか?
-
はい、可能です。例えば「通信費」大項目の中に「②サブスク」という中項目を作り、複数のサブスクリプションをそのカテゴリに統一して管理できます。一括変更機能を使えば、同一カテゴリにまとまっているサブスクリプション支出をまとめて別カテゴリへ変更することも可能です。
まとめ:制限を理解すれば、オリジナル家計簿は十分作れる
マネーフォワードMEのカテゴリ編集は、大項目は固定・中項目は自由という仕組みを理解した上で工夫すれば、続けやすいオリジナルの家計簿に仕上げられます。
16種類の大項目は追加・編集・削除ができない仕様。無理に変えようとしない
iOS・Android・Webいずれからも中項目は自由に追加でき、自分で追加した中項目は編集・削除もできる
未分類や単一カテゴリの取引を、一括で別カテゴリへ変更できる
Web版サービスの「分類ルール」で、自動分類の内容を確認・編集できる
多すぎる項目は挫折のもと。4区分程度に整理し、大項目の色分けと中項目の記号で視覚的にわかりやすくする
マネーフォワードMEのカテゴリ編集には仕様上の制限がありますが、それを理解した上で中項目・色分け・分類ルールを使いこなせば、使いやすい家計簿を作ることができます。
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